武蔵新城スクールの鈴木です。

昨日のブログを書いたあとに考えていたのですが、誤解を招くといけないので、補足します。

従来の勉強が不要だということだけをお伝えしたいわけではありません。
(不要な部分は多いですが)

塾とは何かというところですが、少なくとも私の教室においては、
「子どもたちにとって必要なものを提供したい」
と考えています。

では、子供たちにとって必要なものとは何か、ということですが、純粋にある科目の「点数を上げたい」と思っている子にはその方法を教えます。

ただ、それ以外のことを求めていることも多く、また何かを伝えることが必要な時があります。
その伝える必要があるものとは、子供たち一人ひとりが持っている「光るもの」です。

子供たちは特に、自分にとって当たり前のことは他人もそうだと考えます。

そのために「光るもの」、つまり本当はとてもすごい才能があるのに、子供はそれに気づかない。
それを見つけた時には、本心から「すごいね!」と伝えます。
そう思って接すると子供も「自分ってすごいかも」と思えるようになることもあるでしょう。

案外、親もこの点に気づかないこともあります。
なぜならば、親は小さい時からずっと見ているわけですし、気づいていても、別にそれが何かにつながるというところまで想像できない場合もあるからです。

実際の例ですが、オンライン授業をやったときに、少し子供の部屋の中が見えたりします。
そうしたとき、その子がこだわっているものが見えることで、
「これは間違いなく、将来一角の人物になるだろう」という感じを受けることがあります。

それを子供に伝えます。
子供はただ、自分の好きなものを集めただけでしょうけども、実はすごいセンスを持っていることがあります。

テストの点数が上がってうれしいという喜びもある程度は必要でしょうけども、その子しか持っていない才能を見つけてほめることの方が、よほど将来役立つと思います。